土曜日は何の日?

最近、1週間があまりにも平坦になり過ぎていると気づいたので、曜日ごとに違う楽しみを設定してメリハリを付けようかなと思い立ちました。かつては各曜日に見たいテレビ番組とかラジオ番組とか漫画雑誌の連載などがあって、それを楽しみに勉強や仕事をがんばるという生活をしていたような気がするのですが、気づいたらドラマもアニメも見なくなって唯一毎週チェックしてる深夜バラエティも最近は企画によって当たりはずれが大きいから必ずしも毎週の楽しみとは言い切れないという状況になっています。

これからは意識して1週間を楽しみで埋めてみようかな。
月曜日はネットで見かけた面白そうなレシピを試す日、火曜日はアニメを見る日、水曜日はコンビニに寄って今まで食べたことない商品を買う日にしよう、木曜日は本屋に寄って漫画なり本を一冊買って帰って読む日にしよう、金曜日は酒飲むか、とかそんな感じ。

ただ外せない予定もあるし積極的に曜日目標にしたがって動くというよりは何もやることがないなという時に今日はそういえば水曜だからコンビニ寄るか的な塩梅が丁度いいかも知れない。

昔は何でも楽しめていた気がするが、いつからか積極的に探さないと自分が気に入るコンテンツに出会えないという息苦しい状態が続いている。無料でも面白いものは無限にある時代だが、自分が気に入るものとなると一気に数が限られてくる。これは自分が元々狭量だからでもある。そんな中でも学問系Youtuberは癒しになってくれている。真面目な内容だから、時間を空費しているという不安が軽減されてコンテンツ性への要求水準が下がりストレスなく見ることができる。逆にVtuberとかアイドルの生配信コンテンツみたいなのはあまりにもクオリティにムラがあり過ぎて見れなくなってきた。勿論トークが上手い人も多いのだがどんなにトークが上手くても毎回常に出色のトークをできるわけではない。そうなってくると必然的にファンコンテンツに寄っていく。つまりその人物、キャラクターの魅力をよく理解している人が配信を見ているという前提でファン向けサービス的な企画が増えていく。そういう企画を楽しむには、長期間継続的に視聴して配信の空気感に心地よさを感じるくらいまでファンとしての練度を上げないとキツい。とか何とか長々と書いたけど、自分だって好きな人物の配信だったらどんなに内容無くても見てしまうわけで、要はあの界隈には好きになれる配信者がいないというだけの話なんだよな。

 

あと金払えばすぐにでも面白いものに出会える。当たり前。

ただ、これについては2つの解釈がある。まずそれなりのクオリティのものはそれなりの値段するという当たり前の説。あともう一つはそもそも金払う動作もコンテンツの一部なのではという説。価値のあるものに対価を支払っている、健全な消費をしているぞという満足感と言いますか。何なら同じコンテンツなら金払った方が楽しめるのではないか。

無料でクオリティ高いものにばかり触れすぎると自分の中のコスパに変にシビアになってしまって全然そんなことないのに「値段の割に面白くない」とか考えるようになって何も楽しめなくなってしまうよ。本来は無料で面白いものの方が異常なんだ。それを当たり前と思ってはいけない。無料で面白いものには気を付けましょう。これは自戒です。